top of page

今日の朝祷会(2020年5月8日(金))

更新日:2020年5月8日

聖書 テサロニケの信徒への手紙二2.13-17

「ですから、兄弟たち、しっかり立って、わたしたちが説教や手紙で伝えた教えを固く守り続けなさい。」(15節)

2019年度の延長戦を戦っているような日々を過ごしているが、今日のみ言葉は、その2019年度の年間標語を思い起こす。「大人も子どもも信仰を受け継ぐ教会」。いわゆる、信仰の継承ということであるが、これをただ一年間だけの課題とするのではなく、継続して祈り続けていく祈りの課題とするということで、「教会の祈り」においても、「主が来られる時に至るまで、私たちが、正しく信仰を受け継いでいくことができますように、御言葉と御霊をもって助け、導いて下さい」と祈ってきた。私たちが伝えられてきた信仰のバトン、福音のたすきを、次の世代の者たちへと確かに手渡していく、それが私たちに課せられている使命だからである。「ですから、兄弟たち、しっかり立って、わたしたちが説教や手紙で伝えた教えを固く守り続けなさい」と言われている通りである。

 「固く守り続け」る、と聞くと、何か硬直したイメージを受けてしまうかも知れない。しかし、ここにはそういう意味はない。この「固く守り続ける」と訳された言葉は、原文には、「つかむ」とか、「捕らえる」、「握りしめる」という意味の言葉が使われている。つまり、大事なものをなくさないように、取りこぼすことのないように、しっかりと握りしめていなさい、と語られているのである。しかも、その一方で、その握りしめる大事なものの上に「しっかりと立って」いなさいと語られている。立つためにはそれをただ握りしめているだけではだめで、時にはそれから手を離して、それを土台にして自由に生きていかなければならない。まるでサーフィンの波乗りのように。

 この私たちの土台であり、また受け継いで行くべき大切なものこそ、イエス・キリストの福音であり、また信仰なのである。

祈りに覚える人 A・H姉

誕生日の人 K・I姉

祈りに覚える教会 日出教会(大分県速見郡日出町 関谷慶太牧師)

閲覧数:55回0件のコメント

最新記事

すべて表示

幸せ

「いつも喜んでいなさい。どんなことにも感謝しなさい。これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです。」 ‭‭テサロニケの信徒への手紙一‬ ‭5:16, 18‬ ‭新共同訳 久しぶりに私高原教会の信徒彩が更新いたします。 幸せなことまたは辛いことどちらにおいてもやはりクリスチャンである私たちは神様に、イエス様に祈ります。 そしてどんな状況でも愛されています。 それが自分自

今日の朝祷会(2020年9月5日)

聖書 ルカによる福音書12.6-7 「五羽の雀が二アサリオンで売られているではないか。だが、その一羽さえ、神がお忘れになるようなことはない。それどころか、あなたがたの髪の毛までも一本残らず数えられている。恐れるな。あなたがたは、たくさんの雀よりもはるかにまさっている。」 当時、雀は2羽で1アサリオンの値で売られていたそうである(マタイ10.29)。そうだとすると、本来は4羽で2アサリオンのはずだが

記事: Blog2_Post
bottom of page