聖書 テサロニケの信徒への手紙二3.1-18
「そのような者たちに、わたしたちは主イエス・キリストに結ばれた者として命じ、勧めます。自分で得たパンを食べるように、落ち着いて仕事をしなさい」(12節)
今、コロナ禍によって、多くの方たちが働き場を失い、不安な日々を過ごしていることと思う。働きたくても働けない、仕事をしたくても、仕事がない。これが、実はとても辛いことなのだということを、多くの人々はあらためて実感しているのではないかと思う。そして、今まで汗を流して働き、生活の糧を得ていたことのありがたさも、身に沁みて思い知らされているのではないかと思う。
実は、今日のみ言葉にあるように、「自分で得たパンを食べるように、落ち着いて仕事を」する、ということは「主イエス・キリストに結ばれた者として」命じられていることなのだ。このように生きることこそが、主の御心だからである。そして、そうであればこそ、ここに人間の生きる喜びや幸せもまた感じられるのだと思う。
このコロナ禍が過ぎ去り、働く喜びを、あらためて味わえる日が一日も早く来るように。また、コロナが終わっても、働きたくても働くことが出来ないでいる多くの方々が、生きる喜び、生かされている幸いを味わうことが出来る生き甲斐を見いだすことができるように、主よ導き給え。
祈りに覚える人 S・H姉
祈りに覚える教会 国東教会(大分県国東市 髙塚和彦牧師)
三重教会(大分県豊後大野市 本竜晋牧師)
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