聖書 マルコによる福音書10.1-12
「それゆえ、人は父母を離れてその妻と結ばれ、二人は一体となる。だから二人はもはや別々ではなく、一体である。従って、神が結び合わせてくださったものを、人は離してはならない。」(7-9節)
もう何年も前のことになるが、妻との結婚式の時、この御言葉が読まれて、「これからは一人ではなく、二人で一つになるんだ」、と思ったのを思い起こす。以来、今年で22年。何とか夫婦として歩んでこられたのも、主のお陰である。
どんな夫婦にも、一度は離婚の危機を迎えるときがあるのではないかと思う。離婚とまでは行かなくても、理由はどうであれ、真剣にこのまま夫婦を続けて行っていいのだろうかと疑問を抱くことがあるのではないかと思う。そういうとき、思い起こしたいのがこの御言葉なのである。なぜなら、相手は自分が選んだのではなく、「神が結び合わせてくださった」と語られているからである。神が引き合わせて結び合わせて下さったのだから、自分にとって最高のパートナーであるはずなのである。そのことを愚直に信じることによって、離婚の危機を乗り越えることが出来るのだと思う。
今日も、このかけがえのない伴侶といっしょに歩むことが出来る幸いを思いながら歩んでいきたい。
祈りに覚える人 A・T姉
祈りに覚える教会 瀬戸内教会 鹿児島県大島郡瀬戸内町 本田香織牧師 http://qsyu.tank.jp/amamichiku/setouchi.htm)
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