聖書 マルコによる福音書10.13-31
「子供たちをわたしのところに来させなさい。妨げてはならない。神の国はこのような者たちのものである。はっきり言っておく。子供のように神の国を受け入れる人でなければ、決してそこに入ることはできない。」(14-15節)
今日は、T兄の納骨・記念会を行う。コロナの影響で外出が許されていなかった弟さんのH兄も出席の予定だ。慰めが与えられるように、と祈るばかりである。
そのT兄は、教会に来て主イエスと出会う前は、心があれすさみ、とげとげしく、人を信用せず、寄せ付けず、あらあらしいところがあったそうだ。そう言えば、T兄は、乱暴な言い方こそしなかったが、「あの病院は信用なりません」とか、「あの医者は人の話しを聞きません」とよく言われていた。よほど、過去に辛いことがあったのか、容易に人を信用しないところがあったのは確かである。
しかし、それだけに、そのT兄が、主イエスを信頼して自分を任せることが出来たのは、まさに奇跡としか言いようがないのである。「はっきり言っておく。子供のように神の国を受け入れる人でなければ、決してそこに入ることはできない」と今日の聖書で、主イエスは語られている。本当にその通りだと思う。T兄は、主イエスに出会って、子どもが自分をその親の手にゆだねるように、自分の全部を任せることが出来る人を、初めて見いだすことができたのだ。ハレルヤ!
来週の礼拝は、「子どもの日・花の日礼拝」である。年齢に関係なく、また、場所に関係なく(たとえ病床であっても)、みんなが「神の子ども」となって、主に全部を任せて礼拝することができるように祈る者である。
祈りに覚える人 A・N兄
祈りに覚える教会 名瀬教会 鹿児島県奄美市 青山実牧師 http://qsyu.tank.jp/amamichiku/naze.htm)
徳之島伝道所 鹿児島県大島郡徳之島町 本田香織牧師(代務)http://qsyu.tank.jp/amamichiku/tokunoshima.htm)
留言