聖書 マルコによる福音書9.30-50
「イエスは言われた。『やめさせてはならない。わたしの名を使って奇跡を行い、そのすぐ後で、わたしの悪口は言えまい。』」(39節)
聖書を読んでいると、ときどき、思わず、「ぷっ」、と吹き出してしまいそうになるほどおかしな御言葉に出会う。今日の、この御言葉もそうだ。イエスさまのユーモアたっぷりのお言葉である。そばで聴いていた弟子たちの笑い声さえ聞こえてきそうである。
意外と知られていないが、かつて『キリストのユーモア』という書物が出版されたほど、実はイエスさまの御言葉にはユーモアがあふれているのである。多くの人々がイエスさまのお言葉に惹きつけられたと言われているが、それはきっと聴いていて面白かったからだろうと思う。笑いとユーモアは、凝り固まっていた人の心を一気に解放する力がある。自由にされるのである。
この時も、イエスさまのお名前を使っておきながら、イエスさまに従わない者たちに対していきり立っていた弟子たちの心を解き放ち、彼らのことをも赦す心へと変えてしまわれたのである。
今日も、イエスさまの深い愛に満ちたユーモアによって、心をもみほぐしていただき、祝福された一日を歩んでいきたい。
祈りに覚える人 T・T姉
祈りに覚える教会 鹿屋伝道所 鹿児島県鹿屋市 石倉夕子牧師(代) http://qsyu.tank.jp/kagoshimachiku/kanoya.htm )
喜界教会 鹿児島県大島郡喜界町 原淑美牧師 http://qsyu.tank.jp/amamichiku/kikai.htm)
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