聖書 ローマの信徒への手紙6.1-23
「このように、あなたがたも自分は罪に対して死んでいるが、キリスト・イエスに結ばれて、神に対して生きているのだと考えなさい。」(11節)
パウロは、キリストの福音の恵みを、なんとかしてローマにいる信仰の仲間たちに伝えたいと願い、この手紙を書いた。そこで、これまで罪について、そして信仰による義について書いてきて、この第6章では、律法からの解放について書いている。それは、未だにユダヤ人キリスト者たちの間で律法に縛られた考え方、いわゆる「律法主義」が根強く残っていたからであろう。
そこで、パウロは主人と奴隷になぞらえて、律法と人間の関係を語っているのである。どんな奴隷も、死んだらその主人から解放される。それと同じように、キリストが来られる前は、人間は律法の奴隷であったが、今では、キリストと共に死んだのだから、もはや律法の奴隷ではない、それどころか、キリストと共に復活したのだから、今やキリストのしもべ、義の奴隷であって、心から喜んで、愛に生き、義に生きる者とされているのだ、と語っているのである。
自分の本当にしたいことをさせていただいているキリストの奴隷なのだから、これほど幸せな奴隷はいないと思う。
祈りに覚える人 M・S姉
祈りに覚える教会 延岡使徒教会(宮崎県延岡市 川崎献一牧師、川崎なおみ牧師 http://qsyu.tank.jp/miyazakichiku/hyugashinsei.htm)
日向新生教会(宮崎県日向市 山本爽起子牧師 http://qsyu.tank.jp/miyazakichiku/obi.htm)
飫肥教会(宮崎県日南市 葛井義顕牧師 http://qsyu.tank.jp/miyazakichiku/obi.htm)
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