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今日の朝祷会(2020年8月25日)

  • 執筆者の写真: 牧師
    牧師
  • 2020年8月25日
  • 読了時間: 3分

聖書 ルカによる福音書9 .55

「イエスは振り向いて二人を戒められた。そして、一行は別の村に行った。

 主イエスの歩みは、いよいよまっすぐに十字架へと向かいはじめた。それは、「イエスは、天に上げられる時期が近づくと、エルサレムに向かう決意を固められた」(51節)という御言葉に示されている。その眼差しは、まっすぐに十字架に向けられていたのである。

 しかし、その主イエスの決然たる思いは、決して頑なな、融通の利かない、独善的な思いとは全く異なっていた。むしろ、とても柔軟で、臨機応変で、相手の思いを重んじる柔和さに満ちていたのだ、ということを今日のみ言葉から教えられた。

 主イエスは神の国を宣べ伝えるために「サマリア人の村」(52節)に入って行こうとされた。サマリア人とユダヤ人は敵対していたので、恐らく、いきなり入っていったのでは、問題が起こるかもしれないという配慮から、主イエスはわざわざ使いの者を先につかわして下準備をさせたのである。周到に準備しての伝道である。どれだけ主イエスがこの村人への伝道に熱心であったが伺われる。

 ところが、この村の住人たちは主イエスがエルサレムを目指している旅の途中にあるということを理由に、村への受け入れを拒否するのである。このとき、二人の弟子たちが怒りにまかせて「主よ、お望みなら、天から火を降らせて、彼らを焼き滅ぼしましょうか」と言ったという。「こっちからわざわざ出向いて、おまえたちのためにありがたいイエスさまのお言葉を聞かせようってのに、そっちからお断りってのはどういうことよ。喧嘩を売るつもりなら、こっちもやってやろうじゃないか」、という剣幕なのである。

 しかし、主イエスは、熱くなっているこの二人の弟子たちを「戒められた」のである。それは、間違った考えだったからである。「売られた喧嘩は買わねばならぬ」というのはこの世の者たちの生き様ではあるが、神の国に生きる者にはふさわしくないのである。神の国を治める方が、我々すべての者の罪過を引き受けて、十字架の死をもってその償いを全うして、我々を赦して下さったからである。だから、御国にふさわしいのは、赦しと愛なのである。

 主イエスは、このサマリアの人々にも、この神の国に入って欲しいと願って御言葉を宣べ伝えようとされたのであるが、受け入れられなかった。だから、そこには入らずに、「別の村に行った」のである。強引に聞かせようともされなかった。彼らの心の準備が整っていなかったからである。

 我々はともすると、相手の心の準備などお構いなしにイエスさまのことを伝えようとしたり、それにもかかわらず、聞いてくれなかったり、拒否されたりすると不満に思ったり、時には攻撃的になったりすることがあるのではないか。これでは伝道がうまくいくはずがない。神さまがご計画なさっている「時」がある。その「時」が来るのを待つ謙遜さが必要だということを、今日のみ言葉から教えられるのである。

 神の国の宣教の業は、必ず時満ちて成就する。その確信をもって、時宜に適った働きをすることが出来るように、今日も歩んでいこう。 

祈りに覚える人 A・H姉

祈りに覚える教会 登戸教会 高知県室戸市 西村嗣牧師

安芸教会 高知県安芸市 疋田充牧師

土佐嶺南教会 高知県南国市 鍋谷仁志牧師

 
 
 

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